本州最南端の島から・・・


海金剛です   
by umikongou
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熊野巡覧記より

寛政六年に成立した多摩川玄竜著
『熊野巡覧記』の苗我島のお話
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<巻之四>
大島は離れ島也。熊野第一の大なる島也。櫛本の向ひに当れり。大島須江樫大島野と云。須江は南面也。東の海辺を樫野と云。廻り三里の島なり。常に漁を業とす。御崎と相対し南海の鼻に有。日本の南の端は此所也。貞享四年卯初秋の比当島の内冥加島と云処へ。呂宗国の船流寄る人三人有。勿論言語通ぜざれば何国の船とも不知。
同年九月長崎へ送り遣はさる。初此舟人人員十一人、八人は海上に、。。。て死し僅か三人残れり紅毛船に附して帰らしむ長崎夜話にも此事見へたり大島は南陲なれば異国船往々漂流す。近年寛政元年の冬南京船朱心如が船人員七十七人津荷浦大はいと云所へ漂着す。大島へ漕入れ、翌年土州船に附して送り帰さるヽ事普く人の知るところなり。

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今はくしもと大橋の橋脚の一部となり
磯釣りのポイントでもある苗我島にも 
この様な逸話が残っていたのですね
熊野の地の懐の深さを感じます
(少々 難しくもありますが)                        人気blogランキングへ
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by umikongou | 2007-08-30 23:46
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