本州最南端の島から・・・


海金剛です   
by umikongou
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大島の歌

  浜千鳥声待ちわびん大島の
   波の間もなく誰を待つらん


これが文献に現れた、大島を詠んだ最も古い歌だそうです。
大正六年刊行の東牟婁郡誌(下)名所旧跡誌の項に掲載されています。
 大島の波間を飛び交う浜千鳥よ、誰を待ちわびて そのように 悲しげに鳴いているのか・・・

作者の宗祇は 室町時代中期の連歌師であり 古典学者でもありました。応永二十八年(1421)の生まれで、連歌を芸術の域にまで高めたとして有名です。
西行に憧れ、旅を愛して諸国を遍歴していますから 大島に来た可能性は充分あります。(江戸時代には生国は紀伊国有田郡藤並庄吉備野だという説もあったそうです。)

浜辺に佇む一人の僧、打ち寄せる波、波間を飛び交う千鳥の声。
想像するに 当時の大島は山の下がすぐ磯で 家も少なく寂しい情景だったのでしょう。
今、大島の空を飛び交っているのは カモメとシラサギ、アオサギ、トビ、イソヒヨドリ、カラス。
私はまだ浜千鳥を見ていません。砂浜が無くなって港ができたので居なくなったのでしょうか?飛ぶというより 砂浜をよちよちと千鳥足で歩くところを見たいな・・・と思います。
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by umikongou | 2007-04-10 23:32
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