2007年 03月 18日
黄色の西洋スイセン見ごろ
<黄色の西洋スイセン見ごろ>
という地方新聞の見出しを見て、今日 樫野埼灯台園地へ
行ってきました。春の彩りとはどんなだろうと思いましたが
残念ながら ちょぼちょぼと咲いているのでした。
勿論 綺麗です。花にケチをつける訳ではありません。
新聞には 「日本最古の石造り灯台(1870年発点灯)を
手がけた英国人技師が、種類は違うが、故郷をしのんで植栽
したのが始まりともいわれ、地区住民が育ててきた。」と
書いてあるけど やはり過去形だなと寂しく感じた次第です。
多分 今や地区住民の手の届かない場所であり、スイセン
なのでしょう。12万本と数は多いようですが、私には
野生の力強さが伝わってこないのです。
花が終われば 刈り取られてしまって 球根が太らないので
しょうか。葉っぱが光合成されないのでしょうか。
植物に詳しくないのに 勝手なことを言っていますが、あの岬
には 群生して力強く咲く野性的な匂いの強い水仙が似合うと
思います。かつてそうして咲いていたのでしょう。
今はきっと 中途半端に管理されすぎて ひ弱に育った子ども
たちのように見えてしまうのだな~と思ってしまいました。
by umikongou
| 2007-03-18 20:21